AuroraHDR[1-2]基本的な使い方

AuroraHDR基本的な使い方(image)(画像)
マクロレンズにてタンポポの種を撮影

RAW画像をAuroraHDRに読み込み、プリセットを使う簡単なHDR現像方方法と保存

RAW1枚で現像してみる

Aurora HDRでは複数の画像からHDR合成をする事が出来ますが、1枚でも HDRにする事が出来ます。

RAW画像をAuroraHDRにドロップ&ドラッグ(画像)
RAW画像をAuroraHDRにドロップ&ドラッグ(画像)

RAWファイルをAuroraHDRにドロップ&ドラック、又はソフト立ち上げ後にファイルを読み込みます。

カメラ付属のRAW編集ソフトで調整した結果は破棄されるようです。私はcanon .Digital Photo Print 4 を使っていますが反映されませんでした。

AuroraHDRに読み込む設定(画像)

設定画面で“色ノイズの低減”にチェックを入れます。これはRAWファイルでのみ有効になります。

今回は、”色収差低減”のチェックを外してHDR作成 ボタンをクリックします。

プリセットを使ってみる

RAW画像読み込み直後(画像)

AuroraHDR読み込み後、既に画像の調整が行われています。この調整後の写真にプリセットを乗せます。

プリセットコレクション(画像)

画面下のバーに並んでいる画像がプリセット使用後のサムネイルになっており、好きなサムネイルをクリックすると適用されます

サムネイル上にある[コレクション]ボタンをクリックしてプリセットを纏めたコレクションを開き使用したいコレクションを選ぶと下のサムネイルが置き換わります。

今回は、プリセットコレクション“ARTISTIC” を選択しサムネイルの “Big Glow” を使用しました。このプリセットは、ふんわりとした雰囲気を出しますので花に合うと思います。

プリセットのカスタムしてみる

先程のプリセットを微調整してみますが、桜は皆さんが思っているようなHDRさを全面に出すと合わないので、今回はHDRらしさを最小限に抑えた調整をしようと思います。

基本的には画面左側にある各種調整スライダーの順番通りに調整していきます。
調整スライダー1番上のRGBヒストグラムがありますが私は、とりあえず気になるポイントのスライダーを動かしてみて感覚的に調整した後でRGBヒストグラムを見て微調整をしています。

  • 露出 0.33
  • HDRスマート構造 8
  • マイクロストラクチャのソフト 0
  • トーンカーブを少し上げる
  • HSLの彩度・オレンジを 20

以上のような設定して全体的に明るくソフトな感じにして桜の蕊のオレンジを気持ち濃くして目立たせています。

これは個人の感覚によるので、色々と試して自分なりの解を見つけてくださいませ。

調整スライダー(画像)

今回注意した点は、HDRスマート構造の調整を多くしすぎるとHDR感が強くなり桜が汚くなるのでほんの僅かにしました。

下の比較画像[左]は調整値:8/[右]は調整値:100です。

AuroraHDRに合う素材、合わない素材はありますが汎用性は高くHDRを前面に出さない仕上げも出来ると思ってます。

HDR前面に出さなきゃ他のソフトで良いでしょ・・・ という最もな意見は聞かなかった事にします。

保存方法を選ぶ

大きく分けると2種類の保存方法があります。

  1. Aurora HDR独自ファイル形式
  2. 各種汎用ファイル形式

Aurora HDR独自ファイル形式

画面左上、ファイル → 保存


これはAuroraHDRで再編集する為のファイルです。保存後もプリセット変更や調整の変更などが可能ですが当然、Aurora HDRでしか開けません

各種汎用ファイル形式

画面左上、ファイル → エクスポート

エクスポート設定(画像)

ファイル形式は、JPEG・PNG・TIFF・JPEG-2000・Photoshop・PDFから選択できます。

シャープ、サイズ、色空間(sRGB/AdobeRGB/ProPhotoRGB)、解像度を設定したら

画質を設定してエクスポート(保存)します。

【豆情報】SNSで教えて頂いたのですが、画質を100%から99%にすると何故か劇的にファイルサイズは小さくなりますが画質の変化は殆どないのでお勧めします。

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